いやはや

    アゲハ 

青少年吹奏楽団のさっちゃんが飼育のお先達(せんだつ)。

私 「意外なところでサナギになろうとして困っちゃうんだよね。飼育箱の裏側や壁にくっついたり、 頭を下にした逆さ状態だったり・・・それじゃ羽化する時、どうすんのよ という・・・」

さっちゃん 「早いうちなら、お尻をツンツンしてやると移動しますよ」

どれどれ ツンツン・・・

ホントだ〜 さすが先輩。

大体、葉っぱを食べなくなって

ミカンの枝から降りて

飼育箱の底をウロウロし始めたら

「場所探し中」

しっかりつかまって羽化するために

オアシス(花屋さんで買って来た緑色のスポンジ)

に、割り箸を何本か 立ててあるのに

通過・・・ あ、登った登った

って 降りるんか〜い

で、また飼育箱の底をグルグル回り始めた。

いかん こんなモノずっと見てたら

時間が立つばかり。

そうだ!!

と、考え付いたのが

簡単な羽化装置

にみり と一緒に見てる

ピタゴラスイッチのように

閃いた!!

2リットルのペットボトルの

下3分の2を使って

葉っぱ 1枚入れる

(食べたくなった時用)

ナナメに割り箸を立てる

(割り箸が倒れる心配が無くなった)

この中に 居て貰う事

いわば、出産の時の分娩室ですな

2時間位して見たら

ちゃんと 割り箸の中ほどで

あごを引き、背中を丸めて

固定してる

「やった〜 うまく行ったぁ、これこれ」

また、飼育箱を覗きこんで

 う〜ん 

次はこいつだろうな

まだウロウロしてないけど

ペットボトル方式でうまくやれそう

翌朝、 

やられた〜

飼育箱の壁で 固定してる

しかも 下から3センチの高さ・・・

これ・・・大丈夫か?

羽、十分に伸ばせる?

しかし もう動かせない

人間の思うようにはならないもんであります。